刀 城慶子正明 明治二己巳年春 試鹿角及甲 荒試しの添銘

------商品説明------
ご覧いただきありがとうございます。
荒試しの添銘も入った城慶子正明銘が切られた太刀の出品です。

刀工の「正明」は、1814年作州津山（現在の岡山県）に誕生し、のちに出府して「細川正義」門下に弟子入りしました。
津山10万石・越前松平家の藩工となり、江戸深川・森下町に住して鍛刀した資料がございます。

嘉永年紀から明治三年頃までの作品を残し、その作風は備前伝の特徴を捉え小板目肌が細かく詰んだ鍛えに、匂出来で小沸のついた丁子乱れや互の目丁子などを焼いています。

■刀身
反りが2cmと深く、身幅の広い姿は優美で見惚れる姿をしております。
小板目肌がよく詰んだ地肌は透明感があり、匂口明るく刃文が一層際立ってます。
切っ先付近には飛び焼きが棟にかかっております。

ハバキ上には擦れがあり、所々サビがございます。

鉄味の良い茎は手に吸い付くような落ち着きある黒錆に覆われております。
独特のやすり掛けが施されている茎には「城慶子正明鍛之試鹿角及甲」と銘が切られており、反対の面には「明治二己巳年春二月日」と年紀も切られております。
大摺り上げの為「試鹿角及甲」から下が切れておりますが、おそらく「甲札(冑の鉄札)」の字と思われ、とても硬い鹿角と甲札を切断する荒試しをした、という添銘が切られております。
荒試しとは刀身を横にして水面を叩くほか、堅木で刀を打って強度を試す事などが幕末の水戸で盛行していた記述もあります。

■付属品
白鞘・登録証・刀袋


近頃、ご落札後にご満足いただけなかった点をお伝えになる方がいらっしゃいますが、当方としては写真でも文章でも事細かにお伝えしております。
下記にも書いておりますが、重ね重ねご落札後はノー・クレーム＆ノー・リターンでお願い致します。
画像や説明文が不十分であればお気軽に質問欄からご質問ください。
上記の事をご理解下さる方のみ、ご入札いただけますようお願い申し上げます。

写真にて商品状態をご確認・ご理解の上、自己判断での入札お願い致します。


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※銃砲刀剣類を購入したり譲り受けた場合は、20日以内に登録証記載の都道府県教育委員会へ届け出が必要です。

画像や説明文が不十分であればお気軽に質問欄からご質問ください。

骨董品なので、経年の疲れなどがございます。神経質な方のご入札はご遠慮ください。
ご落札後はノー・クレーム＆ノー・リターンでお願い致します。画像をよくご覧になって入札いただけますよう、よろしくお願い致します。

皆様からの沢山のご入札、心よりお待ち申し上げております。

------サイズ------
種別…刀
長さ…62.90cm
反り…2.00cm
目くぎ穴…3個
銘…〈表〉明治二己巳年春二月日
〈裏〉城慶子正明鍛之誠（試）鹿角及甲

元重…約7mm
元幅…約29mm
先重…約5.5mm
先幅…約20.7mm

元重、元幅は区元で、
先重、先幅は横手筋で計測。

------送付方法------
ヤマト運輸

------その他------
骨董品の為、経年のキズ・スレなどがあります。ご了承くださいませ。

格安からの出品で、売り切ります。ノー・クレーム＆ノー・リターンでお願い致します。

画像をよくご覧になって入札いただけますよう、よろしくお願い致します。

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